ー【全国患者の会】ー
●データでみる実態-救済制度のハードル
ここでは、患者の会で取得した救済制度に係るアンケート結果をご報告をさせて頂きます。
対応メンバー:全国患者の会幹部 神谷
「医療機関における救済制度申請、受診状況に関するアンケート」報告
1. 目的
患者の予防接種健康被害救済制度(以下、救済制度)の申請状況、および書類収集にお ける医療機関とのやり取りの状況、また医療機関の受診状況を把握する。これらによっ て、患者が医療機関において困っていることを改善するための示唆を得る。
2. 期間
2023 年 11 月 22 日~12 月 31 日
3. 対象
「新型コロナワクチン後遺症 患者の会」会員 (新型コロナワクチン接種後に長期にわたる体調不良を来たした患者および家族・遺族)
報告内容
2.救済制度申請の進捗状況
1)医療費・医療手当の申請状況
2)障害年金・障害児養育年金の申請状況
3.救済制度申請件数
4.救済制度(医療費・医療手当)の申請書類請求のために医療機関・薬局に支払った費用 の総額
5.救済制度の書類を請求した医療機関(病院・クリニック・医院)の数
6.受診証明書の費用を請求された薬局の数
7.受診した全ての病院に救済制度申請に必要な書類を請求したか、または請求する予定が あるか
8.診療録開示(カルテ開示)費用が高いために申請を諦めた病院の有無
9.診療開示および受診証明書の費用が高額だった病院とその費用
10.診療録開示/受診証明書の記載を医師から拒否されたか
11.診療録開示申請からコピーを受け取るまでの期間
12.医療機関が発行した受診証明書に記載間違いがあったか
13.医療機関が記載間違いをした受診証明書の修正のために、追加で費用を請求されたか
14.医療機関による「副反応疑い報告」の状況
15.ワクチン接種後の体調不良で受診した医療機関の数
16.担当医から、都道府県指定の「ワクチン接種後の副反応等に対応する専門医療機関 (協力医療機関)」を紹介されたか
17.現時点で通院している医療機関